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その3つに共通する点は、「聞く耳を持たない」ということ。 北朝鮮の強行的な態度の聞く耳を持たないのと同様、態度は違えど「人の痛み」を理解できず、「自分の主張」だけ押し付ける対話ができない組織。 今日は、こちらのブログを読んだのをきっかけに「あんにょん・サヨナラ」という映画と「アルナの子どもたち」という映画を観てきた。 「あんにょん・サヨナラ」は、第二次大戦中に日本軍に徴用され中国で戦死して遺族に無断で靖国神社に奉られてしまったお父さんの足跡を追いながら、合祀を取り下げて欲しいと訴える韓国人の女性と、それを支援する日本人の男性を追いかけたドキュメンタリー。 その男性古川さんは神戸市役所の職員で、阪神大震災の時に支援に訪れた韓国人女性李熙子さんとの出会いから始まる。 神戸市役所の被災者への対応の悪さを上司に訴えると転勤を命じられた古川さんを支援した事で李熙子さんとの関係が深まり、その境遇を知るにつけ古川さんは恩返しという訳でもないでしょう彼女の苦しい闘いを手助けするために「靖国合祀問題」を訴える活動を始めたのでした。 ここ数年、一部の下品な日本人が小泉総理等が靖国参拝することに狂喜しているけれども、そこには自己中心的な人の痛みを理解しえない、愚かしく短絡的な態度がみてとれる。 クライマックスといってもいいであろう、2005年の5月に彼女達が垂れ幕を持って靖国の前で「合祀差し止め」を訴えていると、そこに北朝鮮のアナウンサーとヤクザを足して2で割ったような人達がやってきて垂れ幕をひったくり、その中の女性を引っぱたいて「帰れ!」と怒鳴りつける。 それはそれはなんともナイーブな人間の典型で「聞く耳を持たない」人間っていうのはこうも醜いものなのか…っと、あっけにとられてしまった。 対照的に民族は違えど「人の痛み」を分かち合おうとする人達の優しさに胸を就かれる思いがした。 問題の靖国神社の対応は「教義で決まっている事ですから」の一点張りで、こちらも「聞く耳を持たない」 アメリカには屈して、天皇を祭主にする事をやめて教義を改めたのに、遺族の自由を求める合祀撤回くらいなぜできない。 他人の名前を自分の墓に掘ってるのと同じような事をしているのに、その遺族が来ても自分んちで供養するから…なんて理不尽極まりないのではないだろうか。 この頭カチカチ君たちが、人の痛みを理解するのはいつの日か? 「アルナの子どもたち」は、パレスチナのジェニンという所の難民キャンプで、ユダヤ人女性アルナ・メールという人とその家族が、1993年にそのキャンプの中に「こども劇場」をつくって演劇で世界にパレスチナの現状を訴えようとしたのだけれども、彼女は癌で亡くなってしまい、残されたパレスチナの子どもたちもイスラエルの包囲網により外に出られず、2002年のイスラエルのジェニン侵攻により殆ど殺されてしまい、劇場も破壊されてしまったというもの。 まず、驚いたのはアルナはユダヤ人なのに殆ど単身でパレスチナにいって、子どもたちに溶け込んで行ったこと、溶け込んでいっただけでなく、指導者や母親的存在になり、子どもたちに生きる力を与えていったこと。 しかし、街の中を戦車が通り、ジェット機が低空飛行で頭上を行き交い、家族を殺され、家も壊され、憎しみだけが増大してゆく中で、彼女は演劇を通して、彼らに戦うだけでなく別の人生もある事を伝えたかったそうですが、その自由はイスラエル軍の非道な攻撃に打ち砕かれ、彼らは武器を取らなければならない状況に追い込まれてしまいました。 街の中を我が物顔でゆき、無差別に砲弾を家々に打ち込むイスラエル軍の戦車には言葉も通じるはずもなく、抵抗する手段は機関銃と石だけ。 いまだに、このような状況は続いていて、現在発電所を破壊されたパレスチナは一日数時間しか電気が使えず、下水も滞り、生活の殆どの機能が麻痺しているそうです。 このような「人の痛み」を理解できずに自分の利益ばかり追求するアメリカみたいな「聞く耳を持たない」やり方は、憎しみを増大させるだけなのに、何故気がつかないのであろうか? それでも、最後に明るく笑いパレスチナ人として生きていくと歌っていた子どもたちの瞳は美しい。 大人になるにつれて、このままでは武器を取って戦わなくてはならない状況に追い込まれて行ってしまうのでは、あまりにも悲し過ぎる。 イスラエルは、「人の痛み」について考えた事がないんじゃないか? 今もなお、放射能というどうにもならない汚染物質を垂れ流している原発関連施設には、未だに不祥事隠し等安全対策も蔑ろに操業を進めているようだ。 こちらやこちらの記事を読む限り、自分の都合で操業しているとしか思えない。 何が「日本の電気エネルギーを背負っています」ですか? エネルギーを背負っているのだったら、もっと安全に対する管理と説明をしていただきたいものです。 「超ウルトラ原発子ども」という本の中に1987年に中学二年生の少年が通産省の門にしがみついて、不退去罪で逮捕されるというエピソードが載っていた。 それは、通産省と原発反対派の人が話し合う約束していたのに当日になって、通産省は入り口の門をロープとガムテープで固く閉じて、話し合いを拒否した事を端に発した事件。 延々と説明をしないで事を進めてしまう傲慢な姿勢は、今も変わらないのだなぁっと残念に思います。 そんな中央官僚が多いこの国が対話対話と言っても説得力を持たないでしょう。 原発関連会社もみんな、町の人が説明を求めても答えないで強行に施設を稼働させてしまう。 これも又、「人の痛み」を理解できない、「聞く耳を持たない」者達の典型です。 こうも世界中に「聞く耳を持たない」者達が増えて、自己中心的な行動ばっかやられると、何も持っていない弱者のは苦しむしかないんだよなぁ。 痛みを知れ! 関連記事 ・パレスチナ子どもキャンペーン(ここからは直截飛べないようです「ぎょろめの部屋さん」から経由してください) ・SENZA FINE「女川原発の呆れた話。でもちゃんと怒ろう!」 ・再処理・プルサーマルをめぐる動き「内部被ばく問題で原燃が補正報告…あっさりと認めた保安院」 ・瓶詰めの映画地獄 〜地獄が闘えと俺を呼ぶ〜「“靖国”とは、コミュニケーション不和の象徴… 『あんにょん・サヨナラ』」 |
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あんにょん・サヨナラ:対立ではなく対話を望みます
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まりあのおうち 2007/09/11 13:09 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
おっしゃるとおり「聞く耳を持たない」奴が世界には多すぎますね。その最たるものがアメリカとイスラエル。気に入らない相手はテロリスト扱いですぐ戦争を仕掛けてメチャクチャにして正義の見方ヅラのテロ国家。 |
電気猫 URL 2006/07/17 22:33 |
電気猫様、はじめまして。 |
sendo 2006/07/17 23:45 |
はじめまして。TBいただきました。 |
栗本 東樹 2006/07/18 07:31 |
イスラエル在住の多くのユダヤ人は、そもそもパレスチナ人を、人とはおもっていないのではないでしょうか。蔑み忌むべき邪魔な存在としか。 |
nekomata 2006/07/18 11:25 |
栗本東樹様、はじめまして。 |
sendo 2006/07/18 23:10 |
自分も、双方の意見を聞いた上での映画創りが、何も知らない自分にもわかりやすく現状を伝えてくれたと思います。 |
sendo 2006/07/18 23:11 |
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sendo 2006/07/18 23:12 |
nekomata様、はじめまして。 |
sendo 2006/07/18 23:38 |
初めまして。栗本東樹さんのところからお邪魔しました。 |
朱雀門 URL 2006/07/23 09:07 |
朱雀門様、はじめまして。 |
sendo 2006/07/24 20:59 |
いえいえ。 |
さざなみ 2006/08/28 20:57 |
さざなみ様、はじめまして。 |
sendo 2006/08/29 20:17 |
はじめまして♪今年は、戦争や靖国について、知らないことばかり学んでいます。「アンニョンさよなら」みたい映画です。台湾の先住民のひとも、靖国合祀とりさげ訴訟したようですね。 |
あずーる URL 2006/09/19 11:05 |
あずーる様、はじめまして。 |
sendo URL 2006/09/23 23:10 |
イスラエルでのいざこざは英国が発端と聞きますが。 |
石を投げたのは? 2006/10/16 19:32 |
イスラエルもいい、靖国の問題もわかる、でもなぜ原発に反対するんだ? |
あ 2007/02/09 08:32 |
石を投げたのは?様 |
sendo 2007/02/11 13:20 |
あ様 |
sendo 2007/02/11 13:36 |
それを踏まえて、たとえ他の火力発電より温暖化防止に貢献できる(エネルギー効率をあげた火力発電との比較はされてないですが)と言っても、その経済効率・今後起こりうる環境破壊、そして地方への負担増の悪条件を考えるにつけ、果たして原子力発電が優先的に行われるべき発電方法であるのか疑問です。 |
sendo 2007/02/11 13:36 |
>それに、電力が足りていないという事は、この数年、電力会社関連の人以外からは聞いたことがありません。 |
あ 2007/08/13 20:52 |
あ様 |
sendo 2007/08/15 00:57 |
>経産省の調査では1kWhあたりの発電コストは |
sendo 2007/08/15 00:57 |
追記 |
sendo 2007/08/15 01:04 |
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