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zoom RSS 国家VS国民〜9/5日経新聞の春秋より〜

<<   作成日時 : 2006/09/06 03:29   >>

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今日(昨日)の日経新聞の春秋を読んで、最近、憲法について教わった自分は、まさに国って国家VS国民で成り立っている部分があるという不条理を感じたので、その記事を下に載せておきます。

『春秋(9/5)
 このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺――。政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。

▼ところが、お役人たちは、国が裁判に投じるカネとヒトの不足が敗因、と思い込みたいらしい。国が被告となる訴訟が増え、訟務を担当する参事官らが足りず、民間の弁護士を登用する予算も少ない。それが敗訴続きの一因だとして、法務省は来年度予算で増員と増額を要求するという。

▼本末転倒もここまで来ると、開いた口がふさがらない。患者・被害者の高齢化が進む公害・薬害裁判で、患者救済を優先する裁判官が和解を勧告しても応じず、1、2審で負ければ条件反射のように上訴するのが役所の習い。勝ち目のない上訴をやめれば、費用も人員も十分足りているはず。

▼国家賠償の費用も国が裁判に投じるカネも、同じ税金である。「役所は絶対間違わない」などという今どき誰も信じない官僚の無謬(むびゅう)神話を守るために、これまでどれほどムダな訴訟費用を費やしてきたことか。国が被告になる裁判が増え、そこで国が負け続ける本当の理由を、お役人に考えさせるのが、政治家の大事な仕事なのだろう。』


三権分立という制度が機能すれば、公正に国家にも責任は問われる。
そのあたりまえの事が、これから憲法が改正?される事によって、その効力を失うだろう。
裁判は、法に乗っ取って行われるから…
恥ずかしながら、最近まで憲法が何条あるかすらハッキリと覚えていなかった、高学歴の方なら常識であっても、自分のような労働者には憲法を(意識的に)知る由もなく、憲法が何に対して存在するのかすら理解していなかった。
憲法って、国民が守るべき法ではないんですね。
憲法は、国民の為にあり、極端に言えば国家が暴走しないように、国家が守るべき法なのです。
この辺り、勘違いしていました。
だから、安倍晋三なんかが、憲法改正するための布石として、教育基本法を変えて、ある種の「愛国者」に矯正できるようにするシステムを造って、国家がいいように国民を誘導できるようにしたいと暗に公約するのも理解できます。
憲法(つまり自分ら国家が守るべき法)を緩くすれば、国民にどんな負担を強いても、裁判で負ける事の無い無謬神話は現実のものになるんですから。

しかし、この無謬神話に取り憑かれているカルト官僚はどうにかならないものでしょうか。
このまま、税金を食いつぶして、被害を増大させていては国が潰れるのは目に見えているのに…
「無謬神話を信じちゃダメ!」という法律でも提案いたしましょうか………

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タイトル (本文) ブログ名/日時
無謬神話
私見争見ー無謬神話、つまり“役人のすることに間違いはない”とする役所の体質について私見を述べています。 ...続きを見る
村田守弘のブログ
2006/12/01 21:14

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
三権分立とは司法、立法、行政のことであって決して役人、政治家、大企業のことではありません(ベタですみません)。
ところで、大日本帝国憲法も三権分立の考え方でした。でも結局一部の人間、組織に牛耳られる結果となってしまい1945年に破綻を来したわけですが、そのつけの大部分は国民の命と、その後の人生で支払うこととなりました。財閥解体、農地改革と色々ありましたが結局、三井、住友を始めとする財閥は残りました。今、憲法改正論議が賑やかですが、後ろ盾がアメリカというのが大変気になりますよね。かつて調子に乗った日本はヒトラーに乗せられて戦争に突入して、あの有様です。今度はブッシュに担がれてしまいそうで正直不安です。だって牛肉の件を見れば分かりますよね。
アメリカ、靖国を後ろ盾にする政治家は要注意だと思います。
やごろうどん改め薩摩おいどん
2006/09/10 00:19
薩摩おいどん様、改めましてコメントありがとうございます。

>アメリカ、靖国を後ろ盾にする政治家は要注意だと思います。

たしかに危機感を持っている薩摩おいどんさんのような方も多いと思うのですが、それ以上にアメリカ様々だと思っていて(或は致し方ないから)追従 するしかない、するべきだという人が多いので、このような現状になっているのだと思われます。
「日本独自の政策を!」なんて言っている者に限って、言ってる事はアメリカのやって来た事を(自分では意識もしていず)なぞるだけに終始していて、未来への想像力のなさにウンザリしてしまう今日この頃です。
たしかに、お金がなければ生きていけない身体になってしまった自分達がアメリカみたいな生活をすぐさま止めて、昭和初期の生活に戻る事は不可能に等しくて、だからと言って、これからも大量生産大量消費を続けていくべきだという論理にも疑問があるわけで、ここまで来たらいい加減二者択一で判断すべきだという考え方から解放して欲しいものです。
sendo
2006/09/11 02:02
しかし「二者択一」を押し付けている最たる国アメリカの内情は、まったくもって二者択一ではない(それがものすごい国だと思いますが)のですが…
そんな国に振り回されて、殺される人達の痛みを知って欲しいものです。
9・11の事を反省できるくらいになって欲しいものです。

薩摩おいどんさんのブログ、拝見しました。
鹿児島には、パチンコ屋と学習塾が多いのですか?
自分の住む町もパチンコ屋は、20軒くらいあって、学習塾も多く「N」という刺繍された鞄を持った子供がゾロゾロ歩いているのをよく目にします。
それから、歯医者と美容院とキャバクラも多いアンバランスな街です。
ブログをリンクさせていただきました。
これからも、よろしく御願いいたします。

sendo
2006/09/11 02:03
ご無沙汰しております。
丁寧な返礼コメントをいただいているにも拘わらず無視してしまい大変失礼しました。
繊細で緻密なsendoさんの文章とは違い”言いたい放題”、”支離滅裂”な私のブログにさぞや呆れられたと思います。
こちらこそ宜しくお願いします。

※PS
 それからワーキングプアのトラックバックは酷いですよね。
 皆好き勝手にリンクさせて全くもって限度を超していますね。
 私も”出会い系”、”AV”、”男性用脱毛”なんかのトラックバック を全く関係ない記事に貼り付けられて即刻削除しましたが。
 この辺もモラルの低下が伺える部分だと思います。
 ですから無礼なコメントやトラックバックはバッサ、バッサと削除&
 スパム登録すべきだと思います。
  
薩摩おいどん
2006/10/25 03:38
薩摩おいどん様

コメントありがとうございます。
支離滅裂だなんて、とんでもありません!
こうして、距離の離れた場所で暮らしていながらも、その思いを知るだけでも貴重な体験であると感じている次第です。
スパムに関しては、面倒な所もありますが、設定をすればかなりの部分で疏外できるので何とかなっているようです。
ご配慮ありがとうございます!
sendo
2006/11/02 00:47

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